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PrintBarrier 導入事例 印刷実績管理 印刷コスト低減 温暖化ガス排出量低減富士通

札幌医科大学

学内PC室での印刷量の増大に対し
印刷ログ管理で注意喚起
印刷コスト削減や温暖化ガス排出量を低減

札幌医科大学
札幌医科大学 附属総合情報センター総務・システムグループ 主任 足羽隆三 氏、
附属総合情報センター副室長・企画開発室長・附属病院医療情報企画室・副室長 内科第一講座・講師 明石浩史 氏

北海道唯一の公立医科大学である札幌医科大学は、地域医療に貢献する医療人の育成に力を入れており、医師国家試験の合格率は全国トップクラスの実績を誇ります。近年、札幌医科大学では、学生の教育支援として設置しているコンピュータ実習室において、学生による印刷物の量が増加傾向にあります。実習室を管理する総合情報センターでは、印刷用紙などにかかるコストの増加を危惧し、印刷の管理に「PrintBarrier」を導入。サムネイル機能の活用を生徒に促し印刷枚数を低減させ、印刷コストの削減を果たしました。

導入のポイント
point 印刷実績管理による印刷物への意識向上
学生一人ひとりの印刷枚数を把握し、過剰な印刷への注意喚起が可能になりました。
また、印刷したファイル名などの情報が取得でき、学業以外の印刷を把握できるようになりました。
point サムネイル印刷機能による出力枚数の削減
印刷出力を縮小・結合するサムネイル印刷機能によってトータルの出力枚数削減が可能になりました。学生に対して縮小印刷を推奨することで、実際に印刷枚数の低減効果が認められました。
point 印刷枚数削減による温暖化ガス排出量の低減
印刷枚数低減が紙やトナー、電力消費の低減につながり、省エネによる温暖化ガス排出量の低減にも貢献しました。

PC 実習室での印刷の実態を管理すべくPrintBarrierの採用を決定

 将来の北海道の医療を担う人材を育成し続けている札幌医科大学は、情報教育にも力を入れています。1999年には新たに建てられた基礎医学研究棟内に附属総合情報センター(以下、情報センター)を設置、同時に学生向けのコンピュータ実習室を新設しました。コンピュータ実習室は医学部と保健医療学部のそれぞれにあり、60〜70台あまりの端末が置かれています。

 設置当初は端末はMacintoshだけでしたが、現在では端末のほとんどをWindowsに切り替えています。また切り替えの際にプリンタも刷新することにしました。この刷新にあたり、情報センターではプリンタの利用状況を把握したいと考えていました。

 「以前はプリンタ利用状況の管理は行っていませんでしたが、Windows端末の導入に伴って利用者の増加が考えられました。そこで、たとえば学部別で利用状況を把握したり、また必要となれば学生ごとに印刷枚数の上限を定めて、利用を制限できるようなソリューションが必要になったのです」( 明石氏)

学生の印刷動向が明確化され大量印刷という問題点を発見

 現在、札幌医科大学では、各学部の実習室に、カラー1台、モノクロ4台のページプリンタを設置しています。そして、PrintBarrierは2004年10月に導入されました。

 「今回の用途に適した製品だと判断し、採用を決めました」と、情報センター 総務・システムグループ主任の足羽隆三氏は言います。

 当初の目的は「印刷状況を把握できるようにする」ことでしたが、実態が見えてくるにつれて顕在化してくる問題もありました。

 足羽氏は以前から、レポート作成や試験前など特定の時期に印刷出力が増えるという印刷量の傾向を感触として持っていました。ところがある時期を境にその印刷量が著しく増加します。

 「大量印刷をする学生が急増したのです。1人の学生が1000枚もの出力をした例もあります」( 足羽氏)

 PrintBarrierによる半期ごとの集計データで見てみると、2005年下期に印刷枚数が増加していました。この理由について、明石氏は次のように推測しています。

 「実習室のプリンタは、本来はレポートなどを打ち出すため設置したものですが、この頃から試験対策のためにノートをコピーする代わりに、パソコンから打ち出して使うようになったようです。図書館で有料コピー機を使用しなくても無料で大量に印刷できるということが、学生に口コミで広まっていったのでしょうね」( 明石氏)

 実習室は24時間利用可能で学生はカードキーで自由に出入りできます。こうした実習室の環境では、情報センターの職員が常駐して印刷内容を把握することは不可能です。そこで、PrintBarrierのログ管理機能が役立ちました。印刷されたファイル名などが、すべてログとして記録されています。調べてみると、サークルの勧誘チラシなど、勉強とは無関係な内容と思われるファイルも印刷されていました。

生徒に用紙を持参させることで印刷を抑制

 情報センターでは、用紙を節約するという意識を学生たちに持ってもらう必要があると判断し、情報センターが用紙を提供することをやめて、必要な用紙は学生が自分で調達して持ち込むかたちにしました。

 「中には、PrintBarrierの印刷ログを利用し、課金しようという案もありましたが、最終的には用紙のみ持参してもらうかたちに落ち着きました。用紙は1枚1円程度。図書館のコピー機と比べればはるかに安いですが、心理的なブレーキには役立つでしょう」(明石氏)

 その一方、印刷の出力枚数を減らすべく、情報センターではPrintBarrierのサムネイル機能などを使用するよう学生たちに呼びかけています。

 「実習室のパソコンの使い方を1年生の間に教えています。PrintBarrierの使い方に関しても、違和感なく覚えてくれますね。触って分かる、というPrintBarrierの使いやすさがあってこそだと思います」(明石氏)

 こうして現在では印刷枚数は大幅に削減されました。札幌医科大学のデータを元に富士通アドバンストエンジニアリングが試算したところによると、2005年度から2006年度にかけて、印刷コストは全てモノクロ印刷だったと仮定しても年間27万円もの節約、消費電力は約48kWhの削減となりました。

 「効果を数字で示せたのはPrintBarrierのおかげですね。さらにコストの試算や省エネ、環境対策にも効果があると示すことができました」(足羽氏)

札幌医科大学
札幌医科大学
札幌医科大学
北海道の地域医療に貢献するとともに、国際的にも活躍できる医療人、研究者を育成することを目標に掲げ、1950年に医学部医学科の単科大学として開学。前身となった北海道立女子医学専門学校は1945年に遡る。2007年より北海道公立大学法人となり、新たな出発を迎えている。
札幌市中央区
南1条西17丁目
http://web.sapmed.ac.jp/
導入製品
PrintBarrier
印刷する文書を縮小・結合、あるいはPDF 化することで、印刷量の削減が可能な印刷管理ソフト。印刷ログの取得・管理や、ユーザごとの印刷枚数制限などもでき、コスト削減からセキュリティ強化まで幅広く役立ちます。
札幌医科大学 附属総合情報センター副室長・企画開発室長 附属病院医療情報企画室・副室長 内科第一講座・講師 明石浩史 氏
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附属総合情報センター副室長・
企画開発室長
附属病院医療情報企画室・
副室長
内科第一講座・講師
明石浩史 氏
札幌医科大学 附属総合情報センター 総務・システムグループ 主任 足羽隆三 氏
札幌医科大学
附属総合情報センター
総務・システムグループ
主任
足羽隆三 氏
お問合せ
株式会社富士通アドバンストエンジニアリング
TEL:03-5324-1601
PrintBarrier製品ホームページ