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製品フォーカス
自動車リース情報提供サイト「J-line」の再構築に際し、IBM i のデータを活かした運用コストのかからないシステムを開発。

株式会社 ジャストオートリーシング

自動車に関わるサービス提供において「お客様の身近に居て、お客様のことを良く知り、お客様の期待に応えるべく工夫し、お客様から信頼いただく企業」を目指す株式会社ジャストオートリーシング(以下、ジャスト)。同社は、神奈川県および東京都の南西部において自動車リースを中心とした総合サービスを提供しています。1994 年3月に社名を「株式会社ジャスト」から現在のジャストオートリーシングに変更。社名の由来でもある「JUSTICE(正義)」を全うできる会社を目指すジャストでは、自動車リース情報提供サイト「J-line」の再構築に、日本IBM のエンタープライズサーバであるIBM i(IBM System i)、アプリケーション基盤のIBM WebSphere、そして株式会社ミガロの開発ツールであるJACi400を採用しました。

図1 拡大表示

導入効果

自社開発と保守の実現で工数とコストを大幅に削減

 J-line は、リース自動車のメンテナンス実施実績やリース料の支払い予定、使用する 所属ごとの経費配分、リース会計開示資料のダウンロード、自動車事故情報など、顧客が必要とするリース関連情報をインターネットで取得できるサービスです。いつでも最新の情報を確認できるサービスとして顧客から高く評価されていますが、稼働から7年以上を経て老朽化が著しく、リニューアルが必要な時期にきていました。

 取締役 営業企画部長、渋谷昌信氏は、「ハードウェアやソフトウェアの老朽化といった単一の問題だけではなく、機能性やデザイン性の向上、リース会計の制度変更への対応など、さまざまな問題が複合的に絡みあっており、待ったなしでリニューアルが必要な状況でした」と当時を振り返ります。

渋谷昌信氏

株式会社ジャストオートリーシング
取締役 営業企画部長
渋谷 昌信 氏

 JACi400 の導入効果について、J-line 再構築のプロジェクトリーダーを務めたリース営業部 営業課 課長、中野敦夫氏は、「IBMi のRPG 資産をそのまま使えるので、これまで外部に委託していたJava 開発がなくなり、自社でのシステム開発や保守が可能になりました。これによりJ-line の開発工数や開発コストを大幅に削減できました」と話しています。

 また、従来PC サーバとIBM i の両方で管理していたデータベースをIBM i に統合できたこともJACi400 を導入した効果のひとつでした。旧J-line は、PC サーバをベースに構築されていたために、IBM i の夜間バッチ処理で約4 時間かけてデータを移行していました。しかしJACi400 を導入したことで、IBM i のデータをそのまま利用することができるので、ハードウェア台数を削減することができました。

 「IBM i をプラットフォームにしたことで、システムの信頼性はPC サーバとは比べものにならないくらい向上しています。現状でもDMZ(非武装地帯)にPC サーバはありますが、PC サーバの数が減ればリスクもそれだけ削減できます」(中野氏)

お客様ニーズ

フルメンテナンスリースサービスの一環となる情報サイトを再構築

中野 敦夫氏

株式会社ジャストオートリーシング
リース営業部 営業課 課長
中野 敦夫氏

 旧J-li ne は、PC サーバとJava アプリケーションの組み合わせで構築されていました。このJava アプリケーションは外部の開発会社に委託して開発していたために、プログラムの修正に時間がかかるほか、修正に伴う費用が発生してしまうなどの問題も抱えていました。

 中野氏は、「J-line は社内にシステム部門があるにも関わらず自分たちで修正することができず、変化への迅速な対応という価値を生かしきれていませんでした」と話します。

 またJava のプログラムを移植するためには7年以上前にシステムを構築したときとほぼ同額の投資が必要でした。中野氏は、「同じコストをかけて同じ機能しかできないという繰り返しでは投資としては問題でした。この点は以前から課題だと考えており、自社でシステムを内製できる仕組みを導入することが必要でした」と話します。

 J-line の再構築にあたり、システム担当者にJava を覚えさせるという選択肢もありましたが、Java は高いスキルが要求される言語なので担当者全員に覚えさせるのは困難でした。一方、システム導入当時よりIBMi を使用していたことから、システム担当者のほとんどがRPG 開発に必要なスキルを持っていました。そこで、ジャストのシステム環境構築を長年担当してきたトッパンエムアンドアイの推薦もあり、既存のRPG を生かせるJACi400( ミガロ)を採用することを決定します。

「検証のとき、ミガロ担当者のサポートも非常に良く、将来的にも大丈夫だと判断しました。システム開発には必ず問題が発生するので、いかにサポートしてもらえるかは非常に重要な採用ポイントでした」(中野氏)

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