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第5回:企業の永続性
経営とITを結ぶアーキテクチャ - 小山仁(神戸情報大学院大学教授) -

経営レイアーによる企業永続性の活動

前回は、内部統制という側面で経営レイヤーのITアーキテクチャに関連するフレームワークやモニタリングのための活動基準と情報基準を眺めて見ました。また、経営管理の要素や要因がアーキテクチャに与える影響を理解してきました。今回は、企業の永続性に付いて考えて見ます。企業が永続するため、事業レイアーや業務レイアーに経営の方針や指針を明確に伝達することも経営レイアーの活動でありアーキテクチャの要件です。経営の方針や指針は、企業の現状を分析し、将来の「あるべき姿」を構想して、それに近づくための中・長期経営計画による経営者の現場への指令といえます。

経営レイアーの活動システムは、過去の業績の結果から今後の予測を行うことにとどまらず、企業の永続を可能にする経営戦略の構築ですから、大局的な世界環境や社会システムの展望が明確にされて、企業のおかれている事業ドメイン(製品、市場、地域、顧客)で、どのような規模のビジネスを実現するのかに焦点を当てる経営戦略指向が必要です。そして、企業の収益性を確保して、将来事業を拡大するために経営資源の消費を抑えて、リスクを極小化し、利益を最大化する施策がいります。日本版COSOの4つの目的は、この施策に重要なインパクトを与えていると判断します。

企業は何のためにあるのか経営の原点を眺めてみます。ここでは、企業が永続するための5つの目的を考えて見ましょう。
1.顧客満足による利益の追求
2.社員の幸せの確保
3.株主や債権者への利益の還元
4.社会への貢献
5.将来の事業資金の確保

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第7回:財務リソースの管理とITの結びつき

第6回:経営の目的とビジネスアーキテクチャ

第5回:企業の永続性

第4回:ITアーキテクチャーとITガバナンス

第3回:経営レイアーにおける情報システムのあり方

第2回:経営レイヤーの活動システム

第1回:ITを考える前に、まずビジネスアーキテクチャをかためる

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第16回:導入事例を作ったら、どう営業に使えばいいのか?

事例ナビの眼

第1回:「いつも最新テクノロジーが必要とは限らない。低価格で地球にも優しい「再生製品」という選択。」

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第1回:企業の成長基盤としての労務コンプライアンス

海外事例にみる企業のWiki活用

第2回:GPC Biotech社(ドイツ)

経営とITを結ぶアーキテクチャ

第7回:財務リソースの管理とITの結びつき

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