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第1回:ITを考える前に、まずビジネスアーキテクチャをかためる
経営とITを結ぶアーキテクチャ - 小山仁(神戸情報大学院大学教授) -

第1回:ITを考える前に、まずビジネスアーキテクチャをかためる

「どんな情報を、どこで、何のために使うか」を、設計図に描く

このように、情報システムは、利用者の立場に立って、利用者の業務活動を行う環境で、情報システムの機能として意味作用変換や情報の意図交換が、どの程度効率的に提供されるのかを考えなければならない時代になったといえます。

繰り返しになりますが、「どんな情報を、どこで、何のために利用するのか」を決めると、「その処理を行う装置やソフトウェアをどのように配置すれば、情報を求めている人に意味のある作用が返ってくるか」をアーキテクチャとして設計できるようになります。ビジネスを遂行するための情報システムは、「どんな情報を、どこで、何のために利用するのか」という活動システムの要件をはっきりさせたうえで設計することが求められます。「ビジネスとITの関係を設計図で描く」というアーキテクチャが必要な理由がここにあります。

ここで、ビジネスに求められている情報と利用形態を上位の概念をまとめて図式化し、事業計画と活動管理をまとめてみましょう。

図1 事業計画と活動管理の体系

ここで示した計画レベルでは、戦略策定は経営レイヤーの活動、戦術策定は事業レイヤーの活動、活動計画策定と実践は業務レイヤーの活動であり、管理指標にある実績は、活動計画の日次に実践した活動の実績を反映したものといえます。3つのレイヤーについては後で述べます。

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第7回:財務リソースの管理とITの結びつき

第6回:経営の目的とビジネスアーキテクチャ

第5回:企業の永続性

第4回:ITアーキテクチャーとITガバナンス

第3回:経営レイアーにおける情報システムのあり方

第2回:経営レイヤーの活動システム

第1回:ITを考える前に、まずビジネスアーキテクチャをかためる

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